ぺんたと申します。よろしくおねがいします。
ひねりのないタイトルですが、最後までお聞きいただければ幸いです。
普段はポケコンを触ったりWebエンジニアをしたりしながら暮らしている大学生です。
もともと開発業務は9割以上リモートで行っていたのですが、
コロナをうけ、大学の方も、夏までリモート講義になりました。
リモートワークをやっていると思うのが、
やたらとコーヒーを飲みたくなるということなんですよね。
朝晩はまだ冷え込むので、指先が冷えてタイピングのスピードが落ちることもあり、
普段に比べると多くのお湯を消費しながらリモートワークをしています。
お湯を沸かすのには電気代を気にしてケトルを使っているのですが、ついつい
スイッチを入れたまま集中してしまって、いつのまにかぬるくなっていることは
ないですか?
もし、席を立たずにケトルのスイッチを入れられて、
お湯が沸いたときに通知されるようになったら、
時間を無駄にせずに熱いコーヒーが飲めそうです。
そこで、普段はメモ帳や電卓を呼び出すのに使う「ファイル名を指定して実行」で、
お湯をわかせるようにしてみました。名付けてメイクコーヒーです。
いま実行して、お湯が沸くのを待ちながら続きをお話しします。
使うものはこちら。Amazonで買った安いスマートプラグが、今回の主役です。
スマートプラグは 15A くらいまで大丈夫だと思うのですが、ケトルの消費電力を
じゅうぶん確認してくださいね。
あらかじめ、ケトルに水を入れてスイッチを入れっぱなしにしておくことで、
スマートプラグをONにするとお湯を沸かし始めるようにします。
お湯が沸くとケトルの電源が切れるので、スマートプラグの機能で検知して、
LINEで通知するようにします。
LINE Notifyなら、Windows のフォーカスアシストで通知が出ないようにしていても、
音が鳴るので気づけるんですね。
プログラムはそこそこ複雑になりそうな気がしていたんですが、Node-RED だけで
できてしまいました。スマートプラグ制御も、LINE Notify も、既成のノードを
使用しました。
Node-RED は HTTPを受け取ってスイッチを入れるようにしておき、後はパスの通っている
場所に該当のリクエストをとばす curl 一行だけ書いたバッチファイルを置きます。
今回作ったシステムでは空焚きの検知ができないので、試してみたいという方は
水を入れっぱなしにすることと、腐らないように定期的に水を入れ替えることを
お忘れなく。
詳細は Qiita をご覧ください。